租税公課とは?
租税公課とは
租税公課ってなに?
租税公課(そぜいこうか)は、簿記3級だと、印紙税や固定資産税を払った時に使う費用の勘定だよ。
法人税、住民税及び事業税と租税公課の違い
税金を払ったときにつかえばいいの?
そうなんだけど、「法人税、住民税及び事業税」の場合は別の勘定になるから租税公課勘定は使わないよ。
なんで勘定を分けてるの?
法人税等は、利益に対して課されるものだから、最後に計算するために分けてるんだ。
じゃあ利益の額と関係ない税金が租税公課になるの?
簿記3級の場合は、租税公課として出てくるのは印紙税と固定資産税くらいだから、その2つだと覚えておけばいいよ。
印紙税
印紙税ってなに?
固定資産税
固定資産税は建物や土地にかかる税金だね。
固定資産税も払った時に租税公課勘定を使うんだね。
それでもいいし、固定資産税の額が決まった時に租税公課勘定に計上する方法もあるよ。
その場合はまだ支払っていないってことだよね。その場合は相手勘定はどうなるの?
未払金を貸方に計上するよ。そして実際に支払った時に未払金を借方に仕訳するよ。
租税公課の仕訳の練習
では練習しよう。収入印紙200円を現金で買ったときの仕訳をしよう。
(借方) (貸方)
租税公課 200 / 現金 200
では、固定資産税100,000円の納税通知書が届いたときの仕訳をしよう。
まだ払っていないってことだね。
(借方) (貸方)
租税公課 100,000 / 未払金 100,000
オッケー。もし通知書が届いてすぐ現金で払ったなら、貸方が現金になるよ。
まとめ