資本金とは?(株式の発行、増資)
資本金とは
資本金ってなに?
資本金は、事業の元手となる資金だよ。株式会社は、株式を発行して資金を調達する。株主から出資してもらった額を資本金として貸方に計上するよ。
株を発行してお金を受け取ったら資本金を計上するんだね。
そう。受け取った現金や預金自体は資産だから借方に計上するよ。
借方が現金や預金で、貸方が資本金になるんだね。
会社を設立する時に出資を受けた場合も、あとから増資をした場合も同じだよ。
増資?
株を発行するのは会社設立のときだけでなくて、新たに株を発行して資本金を増やすことができるよ。
それを増資というんだね。
株式発行の仕訳
では、練習しよう。株式300株を、1株あたり1,000円で発行し、払込金は当座預金としたときの仕訳をしよう。
1,000円の株が300株だから、300,000円の出資を受けたんだね。
(借方) (貸方)
当座預金 300,000 / 資本金 300,000
オッケー。資本は増えたら貸方、ということが分かっていれば大丈夫。
まとめ
- 資本金は、事業の元手となる資金。
- 株式を発行して払い込まれた額を、資本金として貸方に計上する。