簿記をメンダコといっしょに学ぶブログ

簿記の勉強のためのブログです。日商簿記3級、2級。

未収入金、未払金とは?

未収入金、未払金とは(売掛金、買掛金との違い)

未収入金、未払金ってなに?売掛金、買掛金と何が違うの?

売掛金と買掛金は商品売買の代金を後払いにするときの勘定だったよね。

商品を掛けで販売した時と仕入れた時だね。

未収入金と未払金は、商品以外のものを後払いにする場合の勘定だよ。

商品以外?

備品とか建物とか土地とかだね。

そっか、備品を買ったときは仕入れとは違うもんね。

そうそう。営業活動の取引とは区別するんだ。

なるほど。

備品などを買った時に代金を後払いにしたら未払金を計上する。

逆に備品とかを売って、後から代金をもらうときに未収入金を計上するんだね。

未収入金、未払金の仕訳の練習

未払金

練習してみよう。備品20,000円を買って、後払いにした時の仕訳をしよう。

未払金だね。

(借方)  (貸方)

備品 20,000 / 未払金 20,000

オッケー。後日、代金を現金で支払った場合の仕訳をしてみて。

未払金を借方側にするんだね。

(借方)   (貸方)

未払金 20,000 / 現金 20,000

未収入金

では土地300,000円を売却して、代金は後日受け取る場合は?

売ったときは未収入金だね。

(借方)     (貸方)

未収入金 300,000 / 土地 300,000

では最後に、現金で受け取った時の仕訳をしよう。

未収入金を貸方に・・・

(借方)   (貸方)

現金 300,000 / 未収入金 300,000

うん。バッチリだね。

まとめ

  • 商品以外のものを後払いにしたときは、未収入金、未払金勘定を使う。