簿記をメンダコといっしょに学ぶブログ

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貸倒れとは?

貸倒れとは

貸倒れってなに?

貸倒れは、売掛金とか受取手形などの債権が、相手先の倒産などが原因で回収できなくなってしまうことだよ。

それは大変だ。商品を売ったときの代金とかが受け取れなっちゃうんだね。

貸倒損失の計上の仕訳(貸倒引当金がない場合)

貸倒れになってしまった時は、「貸倒損失」勘定を使うよ。

貸倒損失は費用の勘定?

そう。貸し倒れた債権を減らして、貸倒損失という費用を計上する。ただし、「貸倒引当金」勘定の残高がある場合は、貸倒損失の代わりにそれを取り崩すよ。

貸倒引当金

うん。あらかじめ、次期の貸倒れに備えて、決算のときに貸倒引当金を計上することがあるんだ。

前期末に計上していたらそれを使うのね。

貸倒引当金のことは次回詳しく説明しようとおもうけど、今回はとりあえず貸倒引当金の残高が無かった場合の仕訳を覚えよう。

貸倒損失だね。

練習しよう。取引先の会社が倒産して、前期からの売掛金10,000円が回収不能になりました。なお、貸倒引当金の残高はありません。仕訳をしてみて。

売掛金を減らして、貸倒損失を計上すればいいんだね。

(借方)    (貸方)

貸倒損失 10,000 / 売掛金 10,000

正解。とりあえず、貸倒損失は分かったかな。

うん。貸倒引当金のことはまた次回聞くよ。

まとめ

  • 売掛金受取手形などの債権が、相手先の倒産などが原因で回収できなくなってしまうことを貸倒れと言う。
  • 貸倒れになったときに貸倒引当金の残高が無い場合は、貸倒損失勘定を使う。

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