簿記をメンダコといっしょに学ぶブログ

簿記の勉強のためのブログです。日商簿記3級、2級。

返品のときの仕訳は?

商品を返品した時の仕訳ってどうすればいいの?

返品があったときは、売買のときと逆の仕訳をすればいいよ。

貸借を逆にするだけでいいんだね。

仕入れた商品の返品の仕訳

練習してみよう。まずは、11月11日に300円の商品を掛けで仕入れたときの仕訳をしよう。

掛けで仕入れた時は買掛金だね。

   (借方) (貸方)

11/11 仕入 300 / 買掛金 300

では返品の仕訳をしてみよう。11月12日に返品しました。

逆にするだけだから・・・

   (借方)  (貸方)

11/12 買掛金 300 / 仕入 300

OK!仕訳の内容を取り消したい時は貸借を逆にするのが基本だよ。

販売した商品が返品されたときの仕訳

今度は販売した時の仕訳をしよう。11月13日に商品1,000円を掛けで販売しました。

売上と売掛金だね。

   (借方)  (貸方)

11/13 売掛金 1,000 / 売上 1,000

OK。11月14日、13日に売り上げた商品のうち200円分が返品されました。

200円だけ逆に仕訳をすればいいのかな。

   (借方)  (貸方)

11/14 売上 200 / 売掛金 200

うん!正解。返品されたぶんの額を逆仕訳するだけだよ。

まとめ

  • 返品のときは、売買のときの逆仕訳をする。